渋谷区
都内随一の繁華街「渋谷」とは・・・
東京都内随一の繁華街と言っても過言ではない渋谷区。
大型ターミナル駅で利便性が良く、遊びに仕事、多方面に充実した街。
そんな「渋谷区」の実態を、そして居住性を探っていきます。
「渋谷区」の魅力を探る… 目次
1.渋谷区の成り立ち
東京都がまだ東京府と呼ばれていた1932年、豊多摩郡の13町が東京市に編入される運びとなりました。
その際渋谷町、千駄ヶ谷町、代々幡町の3町がまとめられ「渋谷区」とされました。これが渋谷区の始まりです。
余談ですが、他の10町はいずれも名称がつけられ、新宿区・中野区・杉並区と再編されました。
その後東急東横線を筆頭に数々の路線が開通し、現在のターミナル駅への片鱗を見せ始めます。
あの有名な「ハチ公像」はこのころに建てられた物です。また、同時期に渋谷区初となるデパート東横百貨店(現在では東急百貨店東横店)が開業されました。
その後丸井百貨店やラフォーレ原宿などのファッションデパートが続々と開業。
今や渋谷駅のランドマークとなっている渋谷109は1979年に建てられました。
こうして、都内随一の繁華街としての渋谷区が花開きました。
2.渋谷という街並み
若者文化を大きく変化させ「若者の街」と呼ばれる渋谷ですが、そんな街にも多面的な要素があります。
それは、「ファッション街としての渋谷」と時を同じくして発展した「企業・産業としての渋谷」です。
繁華街として育っていくと当然、そこには企業や働く人々が絡んできます。
そうして続々と企業ビルが建ち、数え切れないほどオフィスが増えました。
渋谷区は繁華街であると同時に有数のビジネス街でもあるのです。
そしてビジネス街で有るという事は、同時に「居住」の要素も発展していきます。
このエリアには渋谷駅を中心地として周辺には住宅地が複数開発されています。
3.渋谷区の居住性
さて繁華街とビジネス街として有名な渋谷ですが、前項で挙げたとおり居住性も持ち合わせています。
特に、日本屈指の企業が終結するこの地は「居」を求める人々も多く、地価は23区でも相当に高額と言われています。
また明治神宮や代々木公園といった広大な緑地も多く、その周辺には松濤・代々木上原などといった高級住宅地も点在しています。
外苑西通り沿いに存在する「広尾」は、同じく高級邸宅地と呼ばれる「港区・麻布」に隣接しており、2つ並んで高い人気を集めるエリアです。
4.渋谷区の魅力
渋谷区の魅力とは、ずばり「多面性」でしょう。
巨大ターミナル駅「渋谷」を筆頭に、都内各地へスムーズにアクセスが出来る“利便性”と、話題のショップや飲食店、そしてデパートまでトレンド全てをカバーする“ファッション性”。屈指の企業が集結する“ビジネス街としての一面”。そしてそんな発展の地渋谷を陰でカバーする“居住性の高さ”。
利便性、資産性、居住性に優れていながらも、周辺には自然が多いことも渋谷区の大きな魅力です。